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まだ映画がキネマと呼ばれていたような時代の日本の名画をみて、一昔前の日本にあって今の日本にないのは「品」だと感じた。世界にといってもいいかもしれない。 金を触媒にして品を品物に変えてしまった。確かに品物はあふれたが、いまや金もなく、上から下まで詐欺師がのさばっている。 詐欺師は最後には破滅すると決まっている。周りを巻き込んで大事になって。 映画の大きな役割の一つに、「品」とはどういうものかを視覚的に魅せるということがあったはずだ。 しかしどうだろう、今の映像の主戦場であるユーチューブを見ると、下品さを競い合って再生数を稼いでいる。 それを見るのは子ども達である。 テレビで下品さを鍛えられてきた我々でさえ、この体たらくなのだ。 下品が下品でなくなる時代がすぐそこまで来ている。 人間がAIに呆れられる日は近い。 その前にこの世で最も下品なボタンがつぶやくように押されるかもしれない。努めて上品なふりをして。 品が完全に忘れ去られる前の世界で、私は私の品性の下劣さを前に死にたくなる。不眠は結局のところ加速試験に過ぎない。 そこに入ってしまったが最後。しかし、遅かれ早かれなのである。だったら早いうちに。そう思うことにした。 もはや品性を整える気力も下地もないことに気づかざる負えないのだ。 ライブにはめっきり行かなくなり、たまに講演会に行くようになった。加速試験によって年を取り過ぎたのである。 ただ何を聞いても虚しい。おじいさんになった。
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