ほな
恐怖というのは暗い博物館
父なのか祖父なのか
誰の背中に顔をうずめたまま
何故こんな場所に連れてこられたのか
わけがわからなかった
子供の頃、熱を出したときは必ず夢で地獄を見た
平面はゆき、両側にねぶたのような地獄がねがれていく
最後には球がやっとひとつの地獄のフリーフォールへと移り
垂直に球は2,3自由落下し、ローアングルからその無のプッレッシャーの中で
汗ばみ目を覚ました
何ブロック先へ行ってもツーブロックはわからず
気がつけばそこに、"眼鏡をかけた金玉"がいた。
きたねえ顔だなあ。少しも寒くないわ。
私は飛べない人間なので
永遠よ永遠よと言いながら
回り続けました
温めてきたものはかえらず
散り散りになって静かに
終わっていきました
ほしいものはありません
ただ他においてもう
与えられていたのです
社長のみなさん〜〜 12月ですよ〜〜